映画の中の恋人

大学生です。ジャニオタです。

風 is I?の話

こんにちはこんばんは、えるです。ワクワク学校も風 is I?も無事に終わりまして私の夏は一段落つきました。


ワクワク学校も感想とか書きたいな~と思ってましたが、大学のレポートとテストに追われて書けなかったので今回は風 is I?の感想を書かせてもらおうと思います…!こっちもオーラスからそれなりに時間経っちゃってるんですけどね!ネタバレが含まれてるので円盤になるまで色々知りたくない~という方はお読みになるのをご遠慮いただけたら幸いです…!


さて、私は今回のコンサートが初めてのソロコンサートでした。前回のSTAGEの時とは違って、1人での参戦だったので、ちゃんと声出せるかな~とか、周りの雰囲気に飲まれたりしないかな~とか若干不安だったんですが全然そんなことなかったです!1人で全力で声出してコントで大笑いして風磨くんからのメッセージで泣いて、これ以上ないくらいに楽しめました!これも風磨くんの才能のうちの一つかも、と終わった今更ながらに思ってます。友達と来ても、恋人と来ても、家族と来ても、勿論1人で来た人だって「風 is I?」の空間に入れば分け隔てなく楽しむことが出来る、そういうものを作ることが出来る才能がある人、それが菊池風磨くんなんじゃないかなって。私の勝手な思い込みかもしれませんが笑。

コンサート自体の感想は自分のこのツイートに尽きます。


下手なポエムか?みたいなツイートなんですが、会場出てまだ回らない頭を必死にこねくり回して出てきた言葉がこれだったんです…許して…
(?)でも、もう一週間くらい経ってもこの気持ちは変わってません。夢を見るって、生きるって強いことなんだなって。ちょっと自分語り入っちゃうんですが、私には小学生の頃からずっとなりたいものがあって、今もその為に大学に通っています。でも、勉強していると目を背けてた夢の現実とか、暗い部分とか見えてきちゃうんですよ。それで、なんかもういいかなぁみたいな、資格だけ取れればそのお仕事に就けなくてもいいやみたいな中途半端な気持ちになってたんです。でも、このコンサート見てそういうのめっちゃ勿体無くない?やるならやらないとダメじゃない?ってまた真っ直ぐ夢を見ようって気持ちになれました。
また、二十歳を迎えてから生で聴く20-Tw/Nty-は、いつも聴いているより歌詞の意味が染みました。なんだかんだ私両親のこと好きだなって、こんな娘を20年も育ててくれて有難いなって思いました。それと同時に、普通なら照れくさくて憚ってしまうような両親への感謝と愛を『歌』っていうとても素敵な手段で素直に伝えられる風磨くんが羨ましくなりました。沢山愛を貰って、その分沢山愛を返すことを知っている風磨くんだからこそってことは理解しつつ、でもやっぱり風磨くん羨ましいなあ~!風磨くんみたいな人間になりたいなあ~!って思って、20-Tw/Nty-の間は色んな感情がごちゃ混ぜになってぼろぼろ泣いてました。

もう色んな方が解釈しているので詳しく解釈したりはしないですが、どうしても触れておきたいので触れておくと、このコンサートは10年前に死んでしまった菊池風磨少年がとある夏の一日だけ帰ってきた…というなんとも胸の奥がぎゅーっとなるストーリー。コンサートの最初、彼が10年前に死んでいると告げられた時、会場にいる誰もが「10年前自分は何をしていたっけ」って考えると思います。多分。実際私は考えました。そしてそんな会場の10年を全部引っ張って上がっていくボルテージと進むストーリー。TDC中が帰ってきた風磨くんと、残されて怠惰になっていたけれど彼の帰還で元気を取り戻すSixTONESたち七人が巻き起こす最低で最高な馬鹿な夏を全力で一緒に過ごします。コンサートの中盤くらいまでこの時間って永遠に続くんじゃ?って私は思ってました。ステージ上の七人と一緒に声出して笑って、日が暮れたら「また明日も遊ぼーね」ってするような。まるで小学生の夏休みのような楽しさと永遠への錯覚。でも、大人になったから分かる。小学生の夏休みから10年経ったから分かる。永遠じゃないんですこの時間。ラストに向けてみんな徐々に、風磨くんが帰ってきたのは今日この一瞬、特別って気づき始める。それどころか七人で撮った集合写真に「22歳の菊池風磨」は写っていない。これが、風磨くんと他の六人が本当は会っていないからなのか、それとも「もし叶うなら、彼らの記憶を消してほしい」のもし、が叶ってしまった結果なのかは私には分かりません。でも、残された六人、いや、残されたTDCの中に漂うのは悲しみでも喪失感でもなくて10年後への希望と、今日を生きるための強さだけだった気がします。

『何でもない今日は誰かが夢見た明日だ』
だったら私も何でもない今日で終わらせるのは勿体無い、「明日を夢見る今日」にしよう。

『永遠に生きるかの如く夢を抱き、今日死ぬかの如く生きよ』
夢を諦めかけ、人生に永遠を錯覚していた私を叱る言葉だと思いました。永遠なんてないけど、それでも夢は尽きない、尽きさせちゃいけない。またちゃんと夢を見て、人生という長い時間に甘んじない生き方をしよう。

本編が終わってずっとこんなことを考えて泣いていました。DVDじゃなくて生で受け取る風磨くんからのメッセージは私にぐっさぐさ刺さっています。この刺さったものは一生私の心から抜けないんだろうな、抜きたくないや。
総合して思ったことはやっぱり最初に引用したツイートが全部です。熱い夏の日に私に夢を見ること、生きることの強さをくれてありがとう、風 is I?が観られたのは私の人生にとってとても価値のあることでした。


そして、風 is I?を見て、『菊池風磨』っていう1人の人間の生きる人生が大好きだなって思いました。彼の周りを満たす数々の愛、それを同じだけ返す姿、葛藤も失敗も喜びも成功も全て受け止めてステージで輝く姿、どこまでも等身大でぶつかっていく姿……全部風磨くんが生きてきた人生の中で得たものなのだと思うと本当にかっこよくて、憧れで大好きでしょうがなくなります。でも、「菊池風磨になりたい」とは思わなくて、「菊池風磨に恥じないように生きたい」と私は思っています。風磨くんが「友達に恥ずかくない生き方をする」と決めているように。
風磨くんは私の誇りの自担です、大好きです。私も、風磨くんが誇れるファンになれるように頑張るね。


SixTONESにも、今回風 is I?に出てくれて本当にありがとうという感謝しかないです。樹くんが「Sexy Zoneにいる風磨好きよ」と言ってくれたから風磨くんは尚更「Sexy Zoneにいる菊池風磨」を好きになれたと思うし、樹くんが親友でいてくれることで沢山沢山救われたこともあると思います。北斗くんと髙地くんはB.I.shadowととして風磨くんと健人くんと活動した期間を経て同じステージに立ってくれたことでびーあいが好きだった私はなんだか懐かしく、すっきりとした気持ちになりました。「SixTONES松村北斗と髙地優吾」「Sexy Zone菊池風磨」にはなったけれど、あの頃のことはずっと彼らの中でも、私たちファンの中でもきらきらした尊い時間として煌くんだろうなと思っています。京本くん、ジェシーくん、慎太郎くんは風磨くんより先輩なのにバックとして出てくれて、このコンサートに華を添えてくれたのが嬉しくてしょうがないです。オーラスの手紙の存在もレポで知りました。六人がそれぞれ風磨くんにとても素直に愛を持って言葉を書いてくれたんだなと分かって、やっぱり風磨くんの周りには素敵で、愛に溢れた人しかいないんだなと心が暖かくなりました。
SixTONESの皆さん、本当にありがとう。大好きです。あなた達六人のデビューを心の底から待っています。


最後に、菊池風磨くん。素敵な夏を本当にありがとう。風磨くんの創る夏のお陰で私はまた一つ大切なものを得ました。風磨くんはいつも私に大切なものをくれますね。貰ってばっかりじゃ悪いから、私も風磨くんに何か一つでもお返し出来るようになります。
風磨くんのファンになれて本当に本当に幸せです、大好きです、何回でも言うけど、幸せで素敵な最高の夏を本当にありがとう!